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八重山で選択されたインシュロックタグは、表面に八重山漁協のマーク、裏面にシリアル番号が刻印されており、このシリアル番号は
1、養殖者番号(アルファベット)
2、養殖開始年度(西暦の下一桁)
3、個別シリアル(通し番号)
この裏面の刻印表記は誰でも簡単に確認が出来るものであり、ユーザーの皆様、販売店舗の方々及び養殖管理者などへ共通した情報を提供するものです。
YCCでも、出荷毎に応じて店舗に出されたシリアルを記録・報告し、透明性を高める為のこうしたルールを積極的に推進しております。
これは、YCCの目的の一つでもあるアクアリウム市場での生体販売の透明化へと繋がるものだと考えております。
また、YCCではこのインシュロックタグにYCCのプレートを付け、養殖業者識別が一目で分かるようにもしております。
1、販売店舗
2、養殖業者
3、発行シリアル
4、養殖海域
が記されており、発行シリアルにおいては投入年度が記されている為、シリアルが消化され次第、返却更新していく形になります。
また、この証明書はタグとそのシリアル番号について証明がなされたものであるので、販売店舗でタグが切り取れたものを販売している場合は証明の対象とはなりません。
YCCの養殖ライブロックは、こうした証明書のある販売店舗でのみ販売がなされております。
1、販売展示水槽で養殖タグの切り取りを行わない事。
2、養殖ライブロックを他のライブロックと明確に分けて販売する事。
3、上記を満たす店舗へ証明書が発行される事。
こうした販売店舗へのルールは、ユーザーへの更なる信頼や安心・満足を模索する、理解ある取り扱い店舗の善意で進めております。
ユーザーの皆様が価格以外に判断出来る表記や管理を行う事は、生産・販売サイドが環境意識や市場への信頼を向上・満足させる上でとても重要な事だと考えます。
YCCでは、販売店舗で目にするライブロックが確かなものである事を証明・保証する事は、アクアリウム向け養殖事業の社会的役割でもあると位置づけております。
また、こうした事がユーザーの皆様にきちんと理解され、ライブロックに付随する価値として認めて頂けるよう努力を続けていきたいと思います。
八重山漁協が取り組むアクアリウム市場への養殖の挑戦は、養殖業者・販売店舗・ユーザーの健全な関係を目標に進められています。
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